〝愛〟と〝異能〟が紡ぐ、異色のシンデレラ・ストーリー
〝愛〟と〝異能〟が紡ぐ、異色のシンデレラ・ストーリー
2019年より刊行されている顎木あくみ著、月岡月穂イラストによる小説『わたしの幸せな結婚』は、シリーズ累計発行部数800万部を突破(2023年9月現在/コミック・電子を含む)。高坂りとによるコミカライズも、1位を獲得した「全国書店員が選んだおすすめコミック2021」を始め、数多のランキングを席巻している。また今年3月には、今をときめく俳優陣により実写映画化され、さらに熱い視線が注がれることとなった。
そして、7月。過熱する〝わた婚〟旋風の中、いよいよ待望のテレビアニメが放送を迎える。
舞台となるのは、日本古来の美意識と西洋文明の流行が織りなすロマンの香り高い明治大正を思わせる架空の時代。継母たちから虐げられて育った少女・美世が、孤高のエリート軍人・清霞と出会い、ぎこちないながらも、互いを信じ、慈しみ合いながら、生きることのよろこびを知っていく――政略結婚から始まる和風シンデレラ・ストーリーだ。
詩情豊かに紡がれる心模様と、彼らのからだに脈々と流れる血の呪縛「異能」を巡る壮絶なドラマを、繊細かつ華やかなアニメーションで表現するのは、『メイドインアビス』『盾の勇者の成り上がり』『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』シリーズなどを手掛けてきたキネマシトラス。そして『いたずらぐまのグル~ミ~』(監督)、『ID:INVADED』(副監督)ほか、エッジの効いた視点を持ってアニメ作品のみならず音楽MVの制作など幅広いジャンルで活躍する久保田雄大が監督を務める。
儚くも美しく舞う桜が見せる春の夢のごとく、愛おしい2人の日々。
そのきらめきは次々と色を変える万華鏡にも似て、見る者に〝幸せ〟とは何かと問い掛けるだろう。
この嫁入りは黄泉への誘いか、
奇跡の幸運か――
名家に生まれた美世は、実母が早くに儚くなり、
継母と異母妹に虐げられて育った。
嫁入りを命じられたと思えば、
相手は冷酷無慈悲と噂の若き軍人、清霞。
数多の婚約者候補たちが
三日と持たずに逃げ出したという悪評の主だった。
斬り捨てられることを覚悟して
久堂家の門を叩いた美世の前に現れたのは、
色素の薄い美貌の男。
初対面で辛く当たられた美世だけれど、
実家に帰ることもできず日々料理を作るうちに、
少しずつ清霞と心を通わせていく——。
〝愛〟と〝異能〟が紡ぐ、異色のシンデレラ・ストーリー
「わた婚」人気を不動のものとした
TVアニメ第二部の幕が開ける
〝愛〟と〝異能〟が紡ぐ、異色のシンデレラ・ストーリー
「わた婚」人気を不動のものとしたTVアニメ第二部の幕が開ける
2019年より刊行され、シリーズ累計発行部数900万部を突破(2023年9月現在/コミック・電子を含む)する顎木あくみ著、月岡月穂イラストによる小説を原作とし、さまざまなメディアを通して愛される物語となった『わたしの幸せな結婚』。
「全国書店員が選んだおすすめコミック2021」第一位を始め、数多のランキングを席巻したコミカライズ(高坂りと・作画)。今をときめく俳優陣が主演を務め、興行収入28億円を超える大ヒットを果たした実写映画(塚原あゆ子・監督)。華麗なアクションや特殊部隊にフォーカスしたオリジナルストーリーが好評を博した舞台版(三浦香・脚本演出)。そして、その一角に連なるTVアニメもまた、2023年7月から9月に放送されるやいなや、色彩豊かな美しい映像とドラマチックな音楽、実力派声優陣の真に迫る演技が熱狂を生み、国内のみならず海外でも高い評価を博し「わた婚」人気を不動のものとしたのだった。
2025年1月、TVアニメ第二期がいよいよ放送される。第一期同様、制作は『メイドインアビス』『盾の勇者の成り上がり』『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』シリーズなどを手掛けてきたキネマシトラス。監督には、『いたずらぐまのグル~ミ~』(監督)、『ID:INVADED』(副監督)ほか、エッジの効いた視点を持ってアニメ作品のみならず音楽MVの制作など幅広いジャンルで活躍する久保田雄大に、およそ40年にわたる長いキャリアの中で『ピアノの森』、『メイドインアビス』など幾多の作品で監督を務める小島正幸が加わり、より複雑に絡み合う人間模様、そして激化する「異能」バトルを描き出す。
継母たちから虐げられて育ったがため自信を持てずにいた少女・美世が、その純粋さによって孤高のエリート軍人・清霞の心を動かし、目をそらしていた己自身とも向き合っていく姿が大きな感動を呼んだ第一期。第二期では、そんな美世に流れる「薄刃の血」を巡る争いが新たな局面を迎え、ふたりの愛が試されることとなる。
果たしてふたりは、その手に掴んだ幸せを守り抜くことができるのだろうか――?
「異能」の名家に生まれながらも
その才を持たず、家族から虐げられて育った少女・美世は、
これまでに数多の婚約者たちが逃げ出し
〝冷酷な軍人〟と噂される久堂家当主・清霞のもとへ
嫁ぐ。
始まりは、誰もが不幸な結末を予測する政略結婚だった。
だが、清霞は美世の偽りない純粋さに心解かれ、
美世もまた、そんな清霞の芯にある優しさに心温められていく。
「旦那さまの力になりたい」——。
そう願うようになった美世は、
亡き母の深い愛のもとに封印されていた
「夢見の力」を開花させ、ついには清霞の危機を救う。
ふたりはお互いの存在によって幸せを知り、
末永く寄り添い合って生きていくことを誓うのだった。
しかし、来春にも挙式を予定し、
穏やかな日々を過ごすふたりに思わぬ出来事が訪れる。
清霞の父・正清に招待され、隠居先の屋敷へ向かった
ふたりを待ち受けていたのは、清霞の母・芙由の激しい
罵倒。
美世は「久堂家の嫁」として認められるべく、奮闘する。
そこにまとわりつく怪しい視線の理由も知らず……。
ときを同じくして、屋敷の付近で相次いでいた
「鬼」の目撃情報を調査していた清霞は
国家転覆を企てる「異能心教」と交戦し……。
「厄災が来る」――。
帝都の平和を揺るがす、新たな事件の幕が開ける。
ふたりは、祝福された未来へ辿り着くことができるのだろうか?